出産直後に「もういいよね…出たんだし。とりあえず、シャ、シャンパン買ってきて」と夫にお願いした私が一滴も飲まなくなった理由
酒をやめて10年たちます。
娘が2歳くらいの時にやめたから。
それまでは酒とともに生きる女でした。
一人でバーとかにも行ってましたし(かっこいいと思ってました)、大学生位の時は、「将来は、お昼間からピンクのシャンパンをいただいて、ふんわりしながら読書三昧できるマダムになりたい」と思ってました。本気で。
そういえば、自分の披露宴でも立ち上がって酌を受け、酒受けバケツ(ひな壇にありますよね)を使うことなく飲み干し「恥ずかしいからやめなさい」と実母が止めに来ましたね…
ああ、思い出したくない恥ずかしいお酒の話、いっぱいあります。
とにもかくにも、お酒は私の上質世界にありました…
そんな私がもうピタッとやめたのはあるストーリーが見えたからです。
それまでも、仕事上で生活習慣病の先生とお話をする機会があったので、アルコールの持つリスクは気づいてましたけど、やめようなんて思わなかったんです。生活習慣病って20代の健康体には見えないし、わかりにくいんですよねー
これが変化したのが、精神科病院の取材をたくさんした時期です。アルコール依存症の人のお話を聞いて、集まりに行って、離脱が難しい人の閉鎖病棟とかを見て、いきなり、ストンと腑に落ちました。
「今は私、『仕事が終わったら絶
「今は私、『仕事が終わったら絶対ビール』とか『たこ焼きたべるならビールがないとね』とか『お料理しながら、飲むビール最高よね』とか『ビールを呑むために早めに空港に行く(ラウンジは飲み放題)』くらいの依存症だけれど、ここから量が減ることはたぶんないから、増え続けると、もしかしてこうなるのか?」
というストーリーがはっきり見えたんです~~
たぶん、そこに行きつくまで、いろいろな蓄積があって、それも関連していると思うのですが、いきなり、頭の中でパズルのピースがはまるみたいになって、
「あほらし、やめよ」
と思ったんですよね。
ただ、体のほうは依存症になっているので、やめるにあたって様々な困難(専門家によれば離脱症状)はありましたけど、ゴールがはっきり見えていたので、あとは、まあ苦労するだけって感じでやめることができました。
お酒はうまくいったけれど、ほかにもやめないといけないことがいくつかあると思います。あの時のサクセスを思い出し、コツコツ行きマース!
むすめのわがままにつきあったら経験値が上がった話
子育てをしていると、予想もしないことがいきなり押し寄せてくることもあります。
その度に、自分の器が広がるのを感じます。
例えば昨日…
遅ればせながら娘と「天気の子」を鑑賞して参りました。
夏休み中、 「見たい見たい」と娘にせがまれ続けていたんです。
多くの方が大絶賛している映画ですから、きっと感動するんだろうなぁと思いつつ、逃げておりました。だって娘「天気の子 MX4D」をせがむんです。
高いんです。普通の映画料金+1200円もかかるんですよ!
むーりー。
が、娘はどうしても劇場で見たいらしく、「一緒に行こうよー」とお願いしてきます。そういう時、母親は面倒でも行くしかないのです。見るしかないのです。
泣く泣くお支払いたしました。映画代金5300円(二人分)
映画の日とかに普通の映画にいけば、2000円(二人分)なのにと思いながら…。
結論ですが、むちゃくちゃ感動しました。
お話ももちろん切なくてぐっと来たんですけど(中盤から終わりにかけてはずっと涙涙涙。見る前は「見たい」と思ってなかったけれど、見た後は「もう1回見たい!」なんて恥ずかしげもなく言っておりました…)なんといっても、MX4D!すごいよ!
地響き効果とか、下からの突き上げとか、風とか、水しぶきとか、花火とか!!
「今の映画ってこんなん?」って心底びっくり(おばちゃん)。
だって、映画で花火が上がったら、劇場でも花火があがるんですよー!まじ?
もう、私、映画は、MX4Dとかしか見たくない…。
そして思うのです。
子育てはやっぱり素敵だなと。
子育ては自分の枠を無理やり広げてくれるなーーと。
子育てをしていると、全然したくないのに子供にせがまれて仕方なく行った結果、ものすごく楽しかった!みたいな経験が本当によくあります。
そりゃそうですね。私も70歳の母親によかれと思って勧めることがありますが、なんだ理由をつけてやろうとしない母親を見て、「もったいないなー」と思いますもの。
ははは。
これからは、娘がすすめてくれるものは、うだうだ言わずにさくさく行こうと思いました。
私はMX4Dで大感激したけれど4DX版のほうがいいらしいです。
リッツカールトンのランチ会に参加して日航のディナーコースをキャンセルした件
昨日はリッツカールトンのランチ会に参加しました。
メンバーは関西ペチャクチャ会の皆さん。
お昼間気ままに集まって「ペチャクチャ情報交換いたしましょう」という会です。
とはいっても、皆さん、経営学の研究者だったり、予防医療の実践家さんであったりロジカルカラーの提唱者さんであったり、「自分の価値観」をしっかり持ち、周囲に流されないように頑張っている人たちですから、いわゆる愚痴大会のようなことには決してなりません。
ふんわりとはしていても、語り合うのは、未来のことばかり。
将来に向かってどんな風に進んでいこう
そのためにどうすればいいと思う?
そんなワクワクするお話ばかりで…。
終わった後はいつもエネルギーが満タンになる感じの素敵な会合なのです♫
そんな素敵な関西ぺちゃくちゃ会ですが、いつもはチューンのカフェやカジュアルなダイニングで集まっています。それが今回はどういうわけかリッツカールトン。
久々のリッツ♫
「たまにはいいよね」と贅沢ランチを楽しみに、いつもはかないパンプスを履いて出かけました。(ちょっと靴擦れ。いてて)。
やっぱりリッツは素敵です。女子たちの気分をもりもり盛り上げてくれました。靴擦れも全く気になりません。ほんと、住みたい…。
けれどしみじみ思ったのは、
何を食べるかとかどこで食べるかとかではなくて、楽しさは、誰と過ごすかに大きく左右されるなぁということ…。
なぜなら昨日は、「リッツカールトンだからきっとこのくらいは楽しいだろう」と言う私の期待値をはるかに超える楽しさがあったからなんです。
もちろんお料理はどれも美しい。私的にツボだったのは、おりんごのチップスがついたサラダ🍎
実は私、ラグジュアリーなホテルでのランチやディナーを楽しむ機会ってわりと恵まれます。
もちろんお仕事で、です。リッツくらいのところになると、数年に1回と言うことになってしまいますが、ヒルトンとか日航とかだと、打ち合わせでも使うし、会食で指定されることも多いのです。
…が、当然ほとんど楽しくないのです。
おめかししていったはいいけれど、「早く終わらないかなぁ」って思うこともしばしば。
けれど昨日は2時間が30分ぐらいに感じられる位充実していました♫
そこでしみじみ思うのです。
やっぱり場所じゃないなぁ食べ物じゃないなぁ、人だなあ…。
(あ、でもリッツには住みたい…。)
来月の福岡日航のチャイニーズディナーコースはキャンセル
そんなことを、帰りの電車の中でぐるぐる内省していたら、私、「は!」と気づきました。もう、楽しくない会合には(できるだけ)行くまいと。
そういう訳で、来月予定していた、日航のチャイニーズディナーはキャンセルです。
そもそも私が行っても行かなくても良い会合です。
たまたま前日に福岡に予定があって、おいしいかなぁ…ただ飯だし…と思い、一泊してまで参加しようと思っていたんですけど、可愛い子供達や夫との時間を犠牲にしてまで行くことじゃないなぁと気づきました。
私ったら、食い意地が張りすぎてました。
私ったら、ちっぽけな地位財に目が眩んでました。
しみじみ。
福岡は日帰りにして、子供達と納豆ご飯を食べます。
人生は有限。だから優先順位を明確にして先に進みます。ラグジュアリーな時間も場所も好きだけれど、やっぱり「誰と過ごすか」が私には大事。自分の価値観に軸足を置いて決めていこうと思います。
フューチャーマッピング受けてきました
尊敬している経営者さんがいます。
とても若い方だけど、彼の人間力とビジネス上の成長があまりにも素晴らしいので、お会いするたびに、秘訣をきいていました。
そうするとかなりの頻度で出てくるのが、フューチャーマッピングだったんです。
どうしても受けたくなってしまったフューチャーマッピング!
フューチャーマッピングは、夢を実現する方法論の一つです。
神田昌典さんという経営コンサルタントの方が提案されています。
ただ、この手法、調べれば調べるほど、「…わからない」という感じのものです。
フューチャーマッピングについて詳しく説明されているブログなどもたくさんあり、こちらも穴が開くほど読んだのですが…。「…わからない」という感じのものです。
計画といえば、エクセル表を使って行うものという世代の私からすると、イラストが書かれていたり、ワクワク♫という言葉がたくさん出てきたりするふんわり感は、どうしても、怪しげな感じがします。しかもこの講座受けようと思ったら、10万円くらいするんです涙
それでも、なんとなく気になり始めるととことん気になり始めてしまう性格です。
周囲に受けた人はいないか探すようになってしまいました。
すると、案外いました。中には、大きな成長を納めた方もたくさん…
そうなると、ますます気になります。
あー受けたい
受けたい
受けたい
と呪文のように唱えていたら…。
わ!近くにいたマスターさん
会う人会う人に「受けたいのー」なんていっていると、会えるものですね。いました!近くに「あのー私、教えてあげられるよ!(プチ価格で)」という方。
石原 玉美(1970年島根県生まれ、神戸在住)さん♪
たまみさん
93年東京理科大学 理工学部 応用生物科学科卒業後、国内大手繊維メーカーに入社、医療用具開発営業・医薬品営業に24年以上従事、NPO法人Reジョブ大阪代表理事。
- 初心者むけドルコスト平均法投資法の始め方
- 読書会の企画、運営(リーディングファシリテーター)
- ワインの基礎講座(ワイン・エキスパート)
- フューチャーマッピングによるコンサルタント(フューチャーマッピング マスター講座受講)
フューチャーマッピングのやり方をザクっと紹介
自分ではない「誰か」を思い描き、その人を120%幸せにするためのイメージをします。
私は会社のHさんを幸せにすることにしました。
Hさんは47歳未婚の女性。「彼女に最高のクリスマスをすごしてもらう」というゴールを設定しました。つぎに、ゴール(未来)を達成するために何をすればよいのかを逆算してstoryを展開します。
ああ…噂には聞いていましたが、やっぱりなんとも奇想天外な感じです。
一人ではばかばかしくなってしまい、きっと絶対できません。けれどそこはプロ。たまみさんが、飽きないように、くじけないように、私のお話作りを上手に上手に引き出してくださいます。
そこで生み出されたstoryをもとに、キーワードを抽出し、私の目標達成にむけての方法論を探っていきます。2時間くらい話をしたでしょうか。すると自分でも「は!」とするような目標や方法がでてきて正直びっくり。
今回、私は、3ヶ月先を作ってみました。そのころ、私の人生がどんなふうに変わっているのか楽しみです。
最初はマスターさんから、がおススメかも
「受けたい」とは思っていたものの、提唱されている神田昌典さんのページを見ても、「…わからない」というのが実際のところでした。そういう方には、たまみさんのようなマスターさんからの講座を受けることがおススメかも。本講座に比べ時間は短いけれど、フューチャーマッピングを体験することができますよ。
(フューチャーマッピング マスター講座受講)
石原 玉美さん
機嫌よく過ごすために、家事はとことん手を抜きたい
こんにちは!
毎日ご機嫌で暮らしたいたにせんです。
けれど、毎日ご機嫌で暮らすって案外難しいです。
とくに子育て中は、想定外のパプニングが立て続けにおこります。
どんなに、ニコニコして暮らそうと思っていても、
早起きして作ったご飯を残されたり(我が家の場合、時に投げられたりもっ)
登校すべき時間間際になって、探し物を始めたり
(前日、何回も「明日の準備した?忘れ物ないよね」って確認しているのに)
されると、とてもじゃないけどご機嫌でなんていられません。
とくに私の場合、
時間がないのに、なんとか時間を作って、わざわざ手をかけて作った料理を残されたりするといったことがダメみたいです。
そういうわけで、料理は、できるだけ手間をかけず作るように心がけております(キッパリ!)
そうすれば、たとえ残されても、
「私がこれだけしてあげたのに、こんな仕打ちを受けるなんて😭」
的な怒りは最小で済むので、ご機嫌な状態が続きます。
ただ、手抜きといっても、コンビニ弁当やお惣菜なんかにしてしまうと、今度は、
「ああ、私ってなんてダメな母親だろう」
と凹んでしまい、これまた不機嫌状態になってしまうので、手抜きしつつも栄養に配慮して、美味しく簡単、みたいなお料理を追求しております。
ちなみに参考にさせていただいているのは、こちらのサイト。
罪悪感なく手抜きができます。
とくに「もやしの肉巻き」は私にとって神回!
中に入れる物を、豆苗にしたり、オクラの芽にしたりして楽しんでいます。
お弁当のおかずにも最適です。
ワンオペ時代の心の支え
お久しぶりです。
“自分のご機嫌は自分でとる” 毎日、嬉しく楽しく暮らすたにせんです。
昨日は、長男の7歳の誕生日でした。
こういう節目の時っていろいろ思い出してしまいます。
長男誕生の時にいつも思い出すのは、当時長女が通っていた園のことです。
当時私は、完全なワンオペ育児でした。
出産の数カ月前に主人が転勤になってしまったからです。
身重かつ仕事もあった私は、転勤が決まった彼にすぐには随行できず、出産を終えてから、転勤先に合流する予定になっていました。
そのため、妊娠8カ月目くらいから、出産後1月の間は、完全なワンオペ。
9か月目に入ってからは、さすがに産前休暇に入りましたが、8カ月目の時は、仕事と育児を一人でこなし、毎日が「あああああ」という感じ。
今思い出しても、よくやった、と思います。
産気づいてから産院に行ったのも一人、産んですぐ、「おぎゃー」の声も一人で味わいました。へその緒がまだまだ巻き付いている状態のわが子の動画撮影も自分でしたという…。
そんな中でも、心の支えになってくれた園がありました。
ワンオペでも、なんとか仕事をこなし、なんとか出産、育児ができたのは、こちらの保育園のサポートがあったからだなあ、と、しみじみ思い出しちゃうのです。
当時この園は、リ・スタートしたばかりの小さな園でした。
事情があって(経営難の)園を引き継ぐことなってしまった園長先生が、不安と戸惑いの中で必死で経営されていました。
けれど、サービスの一つひとつが温かくて✨
私が出産した時、私は退園が決まっていました。出産後、1カ月後には、主人の赴任先に引っ越す予定でしたから。そのことも伝えていたのですが、
「お父さんが単身赴任でたいへんだと思うので、上のお姉ちゃんの送り迎えは、園のスタッフがしますよ!」
と言ってくださったんです。
(1カ月後には退園する親にもこんなに優しいって…ほんとうに優しいんだと思います。)
実家からの応援もなかった私にとって、どれだけありがたかったか!
多分、自宅と園がものすごく近かったことと、当時はケアする子どもの人数が少なかったこと、など、さまざまな「ラッキー」があったからだと思うのですが、お申し出に心から涙がでました。
1年ぶりに、園ブログを見てみると、2園目がでているとか。
誠実で、やさしいところは、多くの人から受け入れられるのだな、と思います。
福岡にお住まいになることがあれば、超オススメの園です。
誕生日ケーキは、上のお姉ちゃんが作ってくれました☆彡
子どもを抱きしめるとき、何を考えていますか。
5歳の息子を抱きしめるとき、私はいつも悲しいことを考えています。
「悲しいこと」を考えながら暮らすと「今」がいきなり楽しくなる。
終わりを意識すると今がぐっと輝きます。
私がこのことに気が付いたのは、中学生のころでした。
中学3年の3学期が異様に楽しかったのです。
友達に会っただけで幸せ、先生と冗談を交わすだけでゲラゲラ。
やっていることは2学期と同じなのに、3学期はなぜかとんでもなく面白かったです。
なぜこんなに楽しいのだろう。
そう思わずにはいられないほど。
浮かび上がってきたのは、「小学校6年の3学期も超楽しかった!」という思い出でした。
最終学年の3学期はたのしいという仮説の検証
仮説の検証、なんて書いちゃいましたが、たいしたことはしていません。
高校3年生の3学期を普通に過ごしただけです。
結果は、しっかり楽しかったです。
つまり、「終わりのあたり」がどうやら私は楽しいらしいです。
多分、「あ~まだ終わらないでー」と思うからだと思います。
失われていく時は、もうそれだけてとっても貴重なんですね、きっと。
「あーまだ終わらないでー」の時期を延ばせば、幸せな気持ちで暮らせる時間も伸びるのではないか。
これは、大学の時に実験してみました。
まあ、大学ってのは、それだけで楽しいのですが、終わりを意識していたせいもあり、とことこ楽しかったような気がします。
もうすぐ終わるんだ!と思うと、勉強している時間も惜しまれ(?)旅行やバイトを詰め込んで…。今思えば、もっと学べばよかったな、とも思うけれど、まあ、楽しめたことは確かです(苦笑)
苦しい時間を愛しい時間に変える方法
育児をやっていると、とてもつらい時があります。
抱きしめる心の余裕がすっかり消えてなくなる時です。
そんな時、私は、この「あーまだ終わらないでー」の気持ちを逆さにとったマインドセットをします。
「育児の終わりの時を意識する」のです。
あと数年もたてば、ママより友達と遊ぶほうが良くなる…。
結婚したら、顔も見せなくなるだろう…。
そんなことを思うのです。
すると、「今」がとんでもなくかわいらしく見えてくる(場合が多い)ので不思議です。
悲しい将来を思い描く時のポイント。
大きく深呼吸する。
空想を表現する吹き出しを想像する。
吹き出しの中に思いきり悲しい将来を描く。
お試しください。