しなやかにいこう

家族の転勤をきっかけに在宅ワーカーにシフトチェンジ。9歳、5歳の子育てしながら仕事とキャリアアップを目指しています。日々嬉しいことや学び、気づきについて書いていきます。

出産直後に「もういいよね…出たんだし。とりあえず、シャ、シャンパン買ってきて」と夫にお願いした私が一滴も飲まなくなった理由

酒をやめて10年たちます。

娘が2歳くらいの時にやめたから。

それまでは酒とともに生きる女でした。
一人でバーとかにも行ってましたし(かっこいいと思ってました)、大学生位の時は、「将来は、お昼間からピンクのシャンパンをいただいて、ふんわりしながら読書三昧できるマダムになりたい」と思ってました。本気で。
そういえば、自分の披露宴でも立ち上がって酌を受け、酒受けバケツ(ひな壇にありますよね)を使うことなく飲み干し「恥ずかしいからやめなさい」と実母が止めに来ましたね…
ああ、思い出したくない恥ずかしいお酒の話、いっぱいあります。
とにもかくにも、お酒は私の上質世界にありました…


そんな私がもうピタッとやめたのはあるストーリーが見えたからです。


それまでも、仕事上で生活習慣病の先生とお話をする機会があったので、アルコールの持つリスクは気づいてましたけど、やめようなんて思わなかったんです。生活習慣病って20代の健康体には見えないし、わかりにくいんですよねー

これが変化したのが、精神科病院の取材をたくさんした時期です。アルコール依存症の人のお話を聞いて、集まりに行って、離脱が難しい人の閉鎖病棟とかを見て、いきなり、ストンと腑に落ちました。

「今は私、『仕事が終わったら絶

「今は私、『仕事が終わったら絶対ビール』とか『たこ焼きたべるならビールがないとね』とか『お料理しながら、飲むビール最高よね』とか『ビールを呑むために早めに空港に行く(ラウンジは飲み放題)』くらいの依存症だけれど、ここから量が減ることはたぶんないから、増え続けると、もしかしてこうなるのか?」

というストーリーがはっきり見えたんです~~
たぶん、そこに行きつくまで、いろいろな蓄積があって、それも関連していると思うのですが、いきなり、頭の中でパズルのピースがはまるみたいになって、

「あほらし、やめよ」

と思ったんですよね。

ただ、体のほうは依存症になっているので、やめるにあたって様々な困難(専門家によれば離脱症状)はありましたけど、ゴールがはっきり見えていたので、あとは、まあ苦労するだけって感じでやめることができました。

お酒はうまくいったけれど、ほかにもやめないといけないことがいくつかあると思います。あの時のサクセスを思い出し、コツコツ行きマース!